新芽の季節
2017.04.22
高木の手入れ
2017.04.17
こんにちは。庭匠植清(にわしょううえせい)です。
先日、お客様のお庭で高木の手入れをさせていただきました。
高木は、しばらくぶりのお手入れとの事でした。
木が少し大きくなっていたので、今回は枝を大きく切り戻して、
樹形(じゅけい)を戻すための作業をしました。
木が大きくなりすぎてしまったり、樹形が崩れてしまった場合、
一度大きく枝を切り戻して、数年かけて徐々に骨格を作り直し、
その場所にあった木の形に整えていくという作業をします。
高木は手入れがしにくいので、つい後回しになりがちですよね。
気がついたら、木が大きくなりすぎて、お隣のお宅に越境してしまったり、
葉が茂りすぎて日当たりや風通しが悪くなったり、
枯れ枝が落下して建物を傷めることもあります。
お悩みの方は、一度ご相談下さい。
市民の方々と一緒に庭の復元作業をしました
2017.04.14
こんにちは。庭匠植清(にわしょううえせい)です。
以前、庭園遺構の復元をお手伝いした現場へ、管理作業に行ってきました。
柵ができていました。
こちらは、後鳥羽上皇が造営した、水無瀬離宮(みなせりきゅう)
の庭園の一部を復元した遺構です。
数年前に、離宮の池の一部が発掘され、地元の方々と一緒に復元作業をしました。
当店では、庭園の修復や復元を行うことは多いのですが、
一般の市民の方と一緒に復元作業をするのは、はじめてです!
小さいお子さんから歴史好きの年配の方まで、たくさんの方が参加され、
皆さんとても楽しんでくださいました。
ちなみに、後鳥羽上皇は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて在位した天皇で、
後に隠岐の島に流されて、不遇な余生を過ごされた方です。
当店では、その隠岐の島でも、後鳥羽上皇に関係するお庭の整備に
携わらせていただいたことがあり、ご縁を感じます。
京都の桜情報
2017.04.10
こんにちは。庭匠植清(にわしょううえせい)です。
当店がある仁和寺界隈は、まだ、咲き始めという感じですが、市内はすでに満開です。
昨日、岡崎周辺(平安神宮近く)の疎水沿いの桜を見に行きました。
すばらしく満開でした!
疎水沿いの桜は、ほとんどがソメイヨシノで、
ところどころに、オオシマザクラが植えられていました。
オオシマザクラは、花の色がソメイヨシノよりやや白っぽく、
花とともに葉っぱも出てくるのが特徴です。
ちなみに、オオシマザクラは日本の固有種で、
ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンザクラという品種を、
掛け合わせて生まれた品種なんですよ。
また、疎水は十石舟という遊覧船が走っていましたよ。
一度、船の上から桜を眺めてみたいものです。