高木の枝の剪定 庭師の技術
2016.04.05
・高木の枯れ枝が落下して、屋根や建物を痛めてお困りの方。
・上記の事でご近所からクレームを言われている方。
・大きくなりすぎてしまった庭木の扱いに悩んでいる方。
重機を入れて剪定するスペースもないし、大事にしてきた木を伐採するのも気が引ける。
お悩みの方は多くいらっしゃいます。
先日、長年お世話になっているお寺さんに伺いました。
境内の周囲には大きな杉が沢山あり、暴風で内部が腐った杉が倒れ、近くの建物を潰してしまったそうで、境内にある高木の枯れ枝の剪定をご希望されていました。
境内には重機が入らないため、25m近くある高さの杉4本の、落下の恐れのある枯れ枝を、人力で除去してきました。
はしごとロープでひと枝ひと枝ロープを掛けながら、慎重に登っていきます。
この作業はとても熟練を要する技術です。
危険な枝を除去し、さらに木全体のバランスをみながら自然な樹形になるように整えていきます。
人力で高木に登る技術と、自然に美しい樹形に整える技術が両方が揃って、お客様に満足して頂くことができます。
お陰様で、お施主様からは、杉が松のようになったとお褒めいただきました。
ありがとうございました。