京都のお庭は剪定(お手入れ)シーズンです!マツの手入れ
2016.06.08
剪定シーズン真っ只中、お施主様のお庭の手入れに、毎日走り回ってます。
剪定とは、樹木の伸びすぎた枝、混みすぎた枝葉などを切り、形を整えて、風通しをよくする、手入れのことをいいます。
↑手入れ後(芽つみ後)
↑手入れ前(芽つみ前)
マツのお手入れは時間がかかります。
その作業の様子は、『マツにセミがとまっている』、と表現されるくらい、動いていないように見えます。
でも、しっかりと手は動かしているんですよ。ご理解くださいませ。
マツのお手入れは、年2回程行うのが一般的です。
今頃に行うのが、伸びてきた新芽をつむ、芽つみと言う手入れで、冬に行うのが、葉むしりと言う手入れです。
芽つみという作業は、写真のように、ぴよーんと伸びた新芽を、今後、どのように仕立てていくか(きれいな形を作っていくか)考えながら、新芽をつんだり、伸ばしたりします。
単純作業のように見えますが、色々考えながら作業しているんですよ。
新芽が伸びたままにしておくとマツの枝があばれて、形が崩れてきます。
元の美しい姿に戻すには、少々時間と労力がかかります。
年2回の手入れする事で、美しく、健康的な状態を維持することができます。