京都、智積院(ちしゃくいん)さんの青葉まつり
2016.06.21
先日、京都の智積院さんの青葉まつりに行って参りました。
智積院さんは、真言宗智山派(ちざんは)の総本山で、大変格式の高い寺院です。
青葉まつりとは、弘法大師空海と中興(ちゅうこう)の祖、覚鑁(かくばん)が、同じ6月にご誕生になられた事を、お祝いする行事です。
緑の美しい時期にちなみ、青葉まつりと名付けられたそうです。
ほら貝の勇ましい音と共に、厳しい修行を終えられた山伏の方々が、また、雅楽が奏でられる中、おごそかに管長様が金堂に入られます。
その後、山伏の方々による、ご祈祷が行われます。
その様子に、大変圧倒されました。
暑い日でしたが、それにも増して、ご祈祷されている、山伏の方々の熱さに、圧倒された日でした。
境内の樹木は美しく整えられ、園路はモミジが青々と繁り、モミジのトンネルのようです。
また、園路脇に沿って植えられた桔梗が咲き始め、金堂奥のあじさいは満開、明王殿脇の蓮池の蓮はつぼみが膨らんでいました。
今の時期の境内がもっとも美しく、華やかな時期ではないでしょうか。