京都、半夏生(はんげしょう)の花が美しい庭園
2016.07.01
梅雨の蒸し暑い季節になりました。
京都の庭は、今、桔梗(ききょう)、アジサイ、ナツツバキ、ハスなど、お花の季節です。
先日、半夏生(はんげしょう)という花が有名な庭園に行って参りました。
京都祇園にある、建仁寺の中の両足院(りょうそくいん)さんというお寺です。
この白いお花が半夏生です。
半夏生の葉は、はじめは緑色ですが、花が咲き始めると、写真のように周囲の葉も白くなっていきます。
その後、花が終われば、葉も緑色に戻るという、不思議な花です。
ただ、半夏生は繁殖力が強く、根でどんどん増えてしまうので、管理が大変で、日本庭園で使うことは稀です。
それを、あえてこの様に使うのも、おもしろいですね。
両足院の特別公開は7月6日までです。