意外と奥深い!芝の種類と使い分け
2016.09.15
日ごとに涼しくなり、秋の気配を感じますね。
先日、お施主様のお庭の芝刈りをしてきました。
まだまだ、暑い日でしたよ。
ところで、芝生にも、種類があることを、ご存知でしたか?
芝生とひとくちに言っても、実はたくさんの種類があります。
こちらの芝生は、野芝(のしば)という芝が使われています。
野の芝という名前の通り、丈夫で繁殖力が強く、古くからある芝の種類です。
おそらく、京都の古くからある有名庭園で使われている芝も、野芝が多いと思います。
あまり見ることはないと思いますが、下の写真の穂のようなものが種です。
野芝は種で増えていきます。
他にも住宅では、少し目の細かい、高麗芝(こうらいしば)という芝がよく使われています。
サッカー場では、一年中青々としている、バミューダグラスという芝などをミックスして使うことが多いです。
その他にも、たくさんの種類があり、その適正に合わせて、芝の種類も使い分けていますよ。
芝もこだわれば奥が深いですね。
ちなみに、芝生がメインになっている日本庭園を見に行く時期は、芝生が青々としている時期が、おススメです。
↑夏
↑冬
野芝や高麗芝は、今の時期は、青々としていますが、冬には、写真のように枯れてしまいます。
同じお庭でも、こんなに印象が違います。
枯れた風情がいいという方は別ですが、お庭の見学に行く時期を考えている方は、こういったことも、検討されるといいですよ。