大覚寺の観月会に行ってきました
2017.10.05
こんにちは。
昨日は中秋の名月でしたね。
皆さまお月見はされましたか?
私は昨年は智積院の観月会に行きましたので、今年は当店から近い「大覚寺の観月の夕べ」に行ってきました。(昨年の観月会の様子はこちらです。)
今回の観月の舞台は、大覚寺境内にある大沢池です。
大覚寺は嵯峨御所とも呼ばれ、平安初期の嵯峨天皇が建立された離宮がその前身となっています。
平安貴族たちは大沢池に舟を浮かべ、池に映る月を愛でたそうです。
そんな、いにしえのお月見気分を味わいたくて、今回は舟券を買って参加してきました。
舟券は事前予約ができず、当日現地で購入する必要があります。
あまり情報がなかったので、参考までに、買い方などをご紹介させていただきます。
舟券は、大覚寺の入口と大沢の池の間に設置される舟券売り場で、当日の午後3時より販売されます。
私は少し早めの午後2時に舟券売り場に到着し、既に100名近くの方が並んでいました。
沢山の方が並び始めたせいか、2時半くらいから販売が開始し、思いのほかアッサリ購入できました。
舟券は乗船時間を選べるようになっており、5時台、6時台、7時台、8時台があります。
金額は1500円で、お寺の拝観券もついています。
但し、お寺の拝観は4時半までなので注意が必要です。
一人で購入できる舟券の枚数は4枚までです。
6,7時台は人気があると聞いていたのですが、私が購入した段階では、どの時間帯のチケットも十分な数があるようでした。
ちなみに、私は8時台を購入しました。
いよいよ、8時になり大覚寺に戻ってきて、舟券を見せて入場します。
舟券がなくても当日入場料を払えば、池の周りの観月会場への入場は可能です。
屋台やお茶席などもあり、舟に乗らなくても十分に楽しめます。
船着場で待っていると、写真のような舟が現れ乗り込みます。
池の中央あたりにくると、対岸の明かりから離れて周囲は真っ暗になり、遠くの山の稜線がはっきりと見え、月の明るさを感じることができました。
8時では月が高く上がってしまい、残念ながら屋根付きの舟からは月を眺めることはできませんでしたが、いにしえの時代にタイムスリップしたような不思議な気分になり、十分満喫できました。
早い時間帯の方が月は低い位置にあるので、舟の上からも見えるかもしれませんね。
今回のベストショットはこちらです。
やはり、池に映る月は風情がありますね。
大覚寺の観月会は10月4日~6日まで行われています。
是非、秋の夜長を楽しんてみてはいかがでしょうか。
京都の植木屋 庭匠植清