世界に一つだけの庭園の石積みの塀
2016.05.05
先日は、京都のお寺さんの庭園の石積みの塀づくりをしてまいりました。
お施主様より古い石材を利用してつくってほしいとのご要望でしたので、
様々な形や年代、産地の違う石材をパズルのように組み合わせて、個性的な石積みの塀をつくりました。
石の持っている個性(でこぼこなど)を活かしつつ、バランスよく石が組み合わさるようにサイズを合わせて加工していきます。
どう組み合わせたら美しく見えるか考えながら、楽しそうに職人たちはノミを振っています。
世界にたった一つの、個性的な石積み塀となりました。
現在は、石は石屋、竹垣は竹屋、たたきは左官屋と分業することが一般的です。
代表は、昔は庭師は庭周りの事は何でもしたんや、と申しており、当店ではできるだけ自分たちで、それらの作業を行っています。
もちろん、大規模な現場や特殊な技術が必要な場合は専門職の方にお願いしていますが、小規模な庭などは、自分たちですることによって、コスト面や庭全体の雰囲気やバランスをコントロールしやすいので、そのようにすることが多いです。
もちろん、仕事が終わった後の片付けもきっちりと行います。