京都御苑は在来種のタンポポの宝庫です
2016.05.24
この10日間ほど、当社の実動部隊が東北に行っているため、個人的な話で失礼いたします。
先日、京都御苑に行ってきました。
毎週日曜日に、NPO法人都草(みやこぐさ)さんによる、京都御苑歴史散策ツアーが行われており、参加してきました。
長いこと、京都に住んでいながら、御苑内の歴史についてあまり知らなかったので、大変勉強になりました。
植物についても、いろいろと説明していただきました。
京都御苑内では日本古来からある植物を大切にしているそうで、ソメイヨシノなど比較的新しい樹木は植えていないそうです。
草花もまたしかり、タンポポもだそうです。
外来種のタンポポはできるだけ除去しているそうです。
ご存知の方も多いと思いますが、タンポポには在来種と外来種があり、現在では外来種や交配した雑種の方がどんどん多くなってきています。
街中では外来種の方が多くみられるのではないでしょうか。
在来種のタンポポ(京都御苑にて)
外来種のタンポポ(京都御苑にて)
在来種のタンポポと外来種のタンポポの簡単な見分け方は、写真の矢印のついている部分(総苞)の形の違いです。
外来種は総苞(そうほう)が反り返っており、在来種はぴったりくっついています。
後日、ほんの一部ですが、京都御苑内のタンポポを見て回ってきました。
確かに!
白砂の街路で区画された植栽部分では、外来種を見つけることができませんでした。
白砂の街路部分に雑草に紛れて、わずかに外来種のタンポポを見つけることができました。
でも、かわいそうで、お花を摘むことはできませんでしたが、、、